先日、星になった愛犬について簡単に記録を残す。
独身の頃に家を建てて、その時から一緒に暮らしていた愛犬。
この時は愛犬と二人暮らし。
そのうちカミさんと結婚し、息子が生まれて家族3人と1匹に。
愛犬は赤ちゃんだった息子が泣き出す度に知らせに来てくれた。
そんな小さな息子に毛を引っ張られても怒らずけなげに耐えてた愛犬。
オスなのに母性本能タップリな対応に驚いた。
本気の家族として接してくれてたのかな。
息子が小学生になって一人部屋を与えた時、寂しくて一人で寝られない事が多かった。
そんな時、愛犬が一緒に添い寝する事で安心して寝られた息子。
息子が熟睡すると一人でリビングに帰ってくる愛犬。
その頃には息子と愛犬は兄弟のように仲良しだった。
家でもキャンプでもいつも一緒に遊んでた。
そんな愛犬も老化が進む。
そのうち成長した息子が逆に愛犬の世話をするようになった。
老化が進み、目が白く濁り始めても元気にキャンプ生活。
食が細くて体重も1.8kgから増えない痩せ型体系だったので、最初は凄く心配してたけど・・・
結局、1999年1月1日~2015年3月10日の2:00頃まで16歳と2ヶ月も生きてくれた。
亡くなる時は家族全員揃っている時だった。
しかも3月中は仕事のスケジュールがギッシリなのに、この日だけは奇跡的に対外的な約束が何も無し。
自分都合の仕事のみだったので簡単に休みを取る事ができた。
早朝に火葬場を探して連絡すると、ちょうど14時からの枠に空きがあり当日のうちに火葬を終えられた。
学校から帰った息子に遺骨を見せながら火葬する前~遺骨を持ち帰るところまでを丁寧に説明した。
息子は泣きながらシッカリと話を聞いていた。
愛犬が息子に対して、命の尊さと、生き物を飼う事の責任について身をもって教えたような気もする。
これで息子が優しい人間に成長してくれれば愛犬も喜んでくれると思う。
そんなどたばたな日だったけど、とにかく既に命日が決まっていたように偶然が重なっていて驚いた。
最後まで家族に大きな気遣いをしてくれた愛犬。
亡くなった時は号泣かと思ってた。
けど、平均寿命を超えてギリギリまで生き続けた姿を見て、不思議とスッキリした気分。
悲しいより、お疲れ様!って気持ちの方が強かった。
小さい身体でよく頑張った。
お疲れさま!!
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